佐賀県知事賞
佐賀県立鹿島高等学校 1年生
【受賞者コメント】
近年、SNSでの情報発信が、個人情報の特定や炎上といった様々な被害に繋がる事例が増えており、SNSの使い方が問題視されています。そこで、ネット上において写真や文章を投稿する前に一度立ち止まり、個人を特定できるような内容が含まれていないか、見た人を傷つけたり、周りの人に迷惑をかけてしまっていないかなどを考え直してほしいという思いから”立ち止まる”ことをテーマとした作品を描きました。
【審査員コメント】
SNSなどネット上の発言を巡って、炎上することがあります。
ネット上に限らず公的な場所での発言には、責任が伴います。また、発言に対して批判を受ける覚悟も必要です。投稿前に考えることが、自分の身を守ることにつながるのです。
冷静さを欠いた発言や一時のノリや勢いに任せた不用意な発言が、大変危険であることは周知の事実ですが、なかなかなくならないのも事実です。このポスターは、そんな不用意な発言に「待った」をかける力があるように感じます。この点が多くの審査員からの高い評価を得て知事賞を獲得しました。
佐賀女子高等学校 2年生
【受賞者コメント】
最近はSNSや動画投稿サイトなど、自分で何かをつくってそれをいろんな人に見せることが簡単な時代です。インターネットで検索すればいくらでも画像が出てきて、いくらでもダウンロードできます。すべてが誰かの著作物であるという感覚が薄れてきて、気軽に転載してしまったり、自分のサイトに使ってしまったりして自分の意識していない内に誰かの著作権を侵害しているかもしれません。
【審査員コメント】
学校教育では、すべての学校種の学習指導要領でICT教育の普及とともに情報モラル教育の指導を充実させることが明記されています。その中でも著作権は、児童・生徒の文書や絵画などの様々な表現にも関わる重要な事項であることから啓発活動が重要であると考え、この作品を選びました。
基山中学校 2年生
【受賞者コメント】
今の時代、いろいろなことでネットを利用するようになり、知らず知らずのうちに自分や周りの人の情報をバラまいているかもしれない、という怖さからこの絵をかきました。「自分は大丈夫。」「そんなことないだろう。」という無意識の感情が、とんでもないことにつながったりします。この絵を見て、情報を守ることの大切さを感じてもらえたらうれしいです。
【審査員コメント】
この作品からは、スマホを通じて個人情報を大量にばらまいている様子がわかります。近年、SNSが普及し、誰もが手軽に情報を発信することができるようになりました。児童・生徒のみなさんには情報を発信する前に、本当に発信して問題ないかどうか、チェックすることを心掛けてほしいと思います。
城東中学校 1年生
【受賞者コメント】
ここ最近、インターネットは、私たちの生活にかかせないものとなっています。ネットで友達とやりとりしたり、調べものをしたり、ゲームをしたりと、ネットには様々な使い道があります。だからこそ、ネットを使っていて、トラブルにならないように、このポスターには、フィルタリング、時間、内容の確認、個人情報のことについて描きました。ネットを使うときの注意を理解してもらうと嬉しいです。
【審査員コメント】
顔の見えないコミュニケーションに関するメッセージ、鮮やかな色遣い、人目を惹くポスターだと思います。インターネットを使うときに気を付けてほしいことをわかりやすく表現してくれました。可愛らしい作品です。
佐賀女子高等学校 3年生
【受賞者コメント】
ネットは本来楽しく、笑顔が増える為のツールだと考えました。なので、その気持ちを前面に出す事で、使い方次第で明るい世界が広がると知ってもらいたいです。 ネットの使い方で、自分の笑顔を増やすのも自分の笑顔を殺すのも沢山あります。それを理解した上で、他人にも笑顔を分け合える世の中になってほしいと思います。
【審査員コメント】
スマホ・タブレットやインターネットを正しく使えば笑顔が増えるということを、温かい絵で伝えてくれました。ICTツールは、現代社会においてなくてはならない存在ですが、このポスターを見た方に「日々の生活を充実したものとするためには、使い方が大事」ということを感じさせてくれる素晴らしいポスターです。
致遠館中学校 1年生
【受賞者コメント】
今年の大河ドラマ「麒麟がくる」では、明智光秀が織田信長を本能寺でうちますが、当時はどのように連絡をしていたのかを想像しました。
現在では、そのような連絡をSNSなどですると思うので、大事な情報はしっかり管理することが大切だと思います。
【審査員コメント】
通話アプリやメールなどで送信相手を間違える「誤送信」は、人間関係を崩壊させるきっかけともなりえます。送信相手をしっかり確認することが大切ですね。このポスターは、そんな誤送信の怖さをユーモアを交えながら伝える素晴らしい作品でした。また、2020年NHK大河ドラマの主人公が「明智光秀」ということもありタイムリーな作品ともなっています。
佐賀女子高等学校 2年生
【受賞者コメント】
最近、制服を着たまま写真を撮ってSNSにあげる人を多く見かけます。しかし、それは簡単に個人情報がばれてしまい、大変危険なことだと思います。なので、写真をSNSにあげるときは情報をのせすぎていないか確認し、よく考えようということを伝えたくてこの作品を描きました。
【審査員コメント】
みんながやっているSNSだからと何でもかんでも投稿してしまうと、取り返しのつかないことになるかもしれません。SNSアプリを利用する時は、個人情報が漏れないように気を付けなければいけないことを、しっかりと表現している作品だと思います。文字の一部がカメラになっているのも印象的でした。
佐賀女子高等学校 3年生
【受賞者コメント】
自分自身、日々の生活でネットはかけがえのないものとなっています。分からない事は検索すればすぐ理解できるし、料理のレシピも沢山載っているし、遠くにいる人たちと交流だって簡単になり、便利な世の中になった今、危険な事ももちろんあります。しかし、ネットというものを充分知った上で正しく利用すれば、日々の生活がよりよいものになるのではないかと私は思います。
【審査員コメント】
日常において、今やインターネットは切り離せない存在です。「使い方を間違えると…」と恐れるより、生活をより良くする便利なツールの一つとして活用していきましょう。ただし、自分の生活ペースを乱さないよう「よく考えて、冷静に」という忠告が、3枚の優しい絵柄を通して伝わってくるメッセージ性の高い作品です。
鳥栖商業高等学校 3年生
【受賞者コメント】
私はインターネットの悪い所と良い所をしっかりと理解し、自分自身に合った活用方法を学んでほしいと思う気持ちを込めてこのポスターを描きました。今の世の中、インターネットとの関係は密接であり、また誤った使用方法による被害がとても多いと感じます。小学生からでもインターネットについて少しずつ勉強をし年齢に合ったよりよいインターネットの使用方法やマナーを知ってほしいと思います。
【審査員コメント】
中高生の日常の一コマを切り取ったようなイラストが目を引きました。インターネットの利用者が低年齢化しており、成長に応じて段階的に必要なスキルを身に付けていくことはとても大事なこと。子どもだけでなく大人もその責務があることを改めて認識させられました。この二人のようにネットを楽しく利用できるようになって欲しいですね。
大良小学校 1年生
【受賞者コメント】
ネットの世界は楽しいこともいっぱいだけど怖いこともいっぱいあるとききました。子どもだけだと危ないことも分からないので、スマホを使うときはお母さん達と一緒に使ったほうが楽しめると思います。
【審査員コメント】
ママと一緒にスマホを見ている顔が笑顔にあふれ、カラフルな文字や背景からも楽しさが伝わってきます。ママが側にいる安心感で楽しさも倍増しているのでしょう。低年齢のお子様は意味も分からずボタンを押してしまい、不適切なサイトに繋がったり、登録や課金のトラブルになったり、アプリが消えてデータがなくなる場合もあります。スマホやタブレットはおとなと一緒に使いましょう。
最優秀賞
タイトル【スマホとの距離は適切に】
佐賀市立大和中学校 パソコン部(4名)
タイトル【あなたのそばには...】
佐賀市立大和中学校 パソコン部(3名)
タイトル【ばれないと思っていたのに】
佐賀市立大和中学校 パソコン部(4名)
タイトル【軽はずみな言動】
佐賀市立城西中学校 6班(3名)
最優秀学校賞 【小城市立晴田小学校】
特定非営利活動法人ITサポートさが
郵便番号:〒840-0804
住所:佐賀市神野東二丁目1-25
電話番号:0952-36-5900
受付時間:9時~18時
Email:info@it-saga.net(半角にして送信してください)
※お問い合せフォームをご利用ください。