<ジンジン博士のケータイ新書>青少年インターネット環境整備法

 新聞やテレビで取り上げられていたので知っている人も多いと思いますが、鹿児島県(かごしまけん)内の高校で、数十人(報道(ほうどう)によって人数に違(ちが)いがあり)の生徒が詐欺(さぎ)に関わっていたことがわかったと報道されました。詐欺に使われたのは電子決済(けっさい)アプリPayPayで、アプリを利用して被害(ひがい)者からの送金を受け取っていたとのことです。高校生が被害者になってしまうことはよくある(本当はあってはならない)ことですが、これほど多くの高校生が加害者側に回るのはとても珍(めずら)しいことで、保護(ほご)者や先生方にショックが広がっています。

 

 インターネットはとても便利ですが、使い方を誤(あやま)るとだまされたり犯罪(はんざい)に巻(ま)き込(こ)まれたり、加害者になってしまうことがあります。インターネットでだまされないようにするために最も大切なことは、自分の欲望(よくぼう)をコントロールすることではないかと考えます。特定の願いが強いほど、それをかなえてくれる情報(じょうほう)を信じたくなりますからね。悪い人は、その願いにつけこんでくるのです。もちろん悪いことに使うのは論外(ろんがい)です。

 

 保護者の皆(みな)さんにお願いです。お子さんのインターネットの使い方を把握(はあく)することにためらわないでください。わが国には「青少年インターネット環境(かんきょう)整備(せいび)法」という法律(ほうりつ)があり、その6条(じょう)に「保護者の責務(せきむ)」として「インターネットの利用状況(じょうきょう)を適切(てきせつ)に把握すること」と明文化されています。子どもたちの利用状況が適切に管理できていれば防(ふせ)げる犯罪も多いと思います。

(ITサポートさが・陣内誠)