2026/03/24
スペインのペドロ・サンチェス首相(しゅしょう)が2月3日、ドバイで開かれている「世界政府(せいふ)サミット」の場で、16歳(さい)未満の交流サイト(SNS)利用を全面的に禁止(きんし)すると発表しました。ギリシャでも15歳未満の利用を禁止する方針(ほうしん)を示(しめ)しました。昨年のオーストラリアに続いて、複数(ふくすう)の国で似(に)たような法律(ほうりつ)がつくられる可能性(かのうせい)があります。1月にはフランス下院で15歳未満のSNS利用を禁止する法案が可決(かけつ)され、ポルトガルでは13~16歳未満が利用する際(さい)に親の明示(めいじ)的な同意を義務(ぎむ)付(づ)ける法案が第1読会で可決されました。 この傾向(けいこう)は世界的な潮流(ちょうりゅう)となっていて、日本でも大きな論議(ろんぎ)を呼(よ)んでいます。実際(じっさい)、日本国内でSNSが原因(げんいん)で重要犯罪(はんざい)の被害(ひがい)に遭(あ)った18歳(さい)未満の子どもの数は、2024(令和6)年が458人と、23(同5)年の225人から倍増(ばいぞう)しています。今、SNSを使っている子どもたちは狙(ねら)われているのです。ここで言う重要犯罪とは、殺人・強盗(ごうとう)・不同意わいせつ・略取(りゃくしゅ)誘拐(ゆうかい)・逮捕(たいほ)監禁(かんきん)など、命に関わる犯罪のことです。子どもの命を守るために、法律をつくって厳(きび)しく取(と)り締(し)まろうという人々の意見はもっともだと思います。 このコラムで何度も繰(く)り返(かえ)していますが、皆(みな)さんは狙われているという自覚を持って、自分の未来(命)は自分で守る行動を心がけてください。自分だけでなく友達の未来も守れるよう、互(たが)いに注意し合えるといいですね。 (ITサポートさが 陣内誠)