2024/02/27
 「サイバーセキュリティ月間」というのを知っていますか? 今年は2月1日から3月18日までが、この月間として日本中の人々が力を合わせて、サイバーセキュリティーの啓発(けいはつ)活動を行っています。...
2024/01/23
 今年は元日から大きな地震(じしん)が発災(はっせい)し、SNSを使用した偽情報(にせじょうほう)の拡散(かくさん)が大きな問題になりました。被災(ひさい)した人のふりをしてSNSに「助けてください」と投稿(とうこう)して救助作業の邪魔(じゃま)をしたり、東日本大震災(だいしんさい)の津波(つなみ)画像(がぞう)を投稿して不安をあおったりしていた投稿のことです。あまりにもたちが悪いので、岸田首相(しゅしょう)が年頭の記者会見で「実在(じつざい)しない住所や、あるいは無関係の画像で救助を求める、こうした情報など、事実に基(もと)づかない不確実(ふかくじつ)な情報がSNS上で拡散している(略(りゃく))。こうした悪質(あくしつ)な虚偽(きょぎ)情報、これは決して許(ゆる)されるものではなく、(略)厳(げん)に慎(つつし)んでいただく必要がある」と訴(うった)えるほどでした。  Xを使った偽情報が増(ふ)えた理由について「広告収益(しゅうえき)分配プログラム」を利用したお金稼(かせ)ぎではないかといわれています。人の不幸や人を助けたいという気持ちを利用してお金を稼ごうとするのは許されない行為(こうい)です。他にも募金(ぼきん)を呼(よ)びかける怪(あや)しいサイトなどもあったので、ちゃんと被災地に届(とど)けられるか確認(かくにん)する心がけが大事です。  また善意(ぜんい)から偽情報を拡散する事例も見られました。残念なことに災害(さいがい)時には「火事場ドロボウ」と呼ばれる人々が出没(しゅつぼつ)しますが、通信会社の災害復旧(ふっきゅう)作業車両がこれに間違(まちが)えられて拡散されるなどの混乱(こんらん)も起こっていたようです。  これまでに何度もお話ししていますように、災害時にはどの情報が真実か見きわめる目と落ち着いた情報発信が大切になります。お互(たが)いに気をつけて過(す)ごしましょう。 (ITサポートさが・陣内誠)

2023/12/26
 「日本漢字能力検定(のうりょくけんてい)協会」が、今年を表す漢字を発表しました。14万以上の応募(おうぼ)の中から「税(ぜい)」の文字が選ばれたと報道(ほうどう)されていましたね。佐賀新聞(さがしんぶん)の「こちらさがS編集(へんしゅう)局」の会員の皆(みな)さんの投票では「高」の文字が選ばれたそうです。...
2023/11/28
 最近、マイナンバーカード事務(じむ)局を名のる詐欺(さぎ)メールにだまされる人が増(ふ)えています。...

2023/10/24
 「サイバーセキュリティー」という言葉を聞いたことがありますか? 簡単(かんたん)に言えば「ネット上の安全を守るための手立て」という意味です。今日はこのサイバーセキュリティーについてのお話です。...
2023/10/12
令和5年10月12日(木)、令和5年安全安心なまちづくり関係功労者内閣総理大臣表彰において、当団体「特定非営利活動法人ITサポートさが」が【内閣総理大臣賞】を受賞いたしました。 当日は総理大臣官邸にて表彰式が執り行われ、表彰状と盾をいただきました。 これもひとえに皆様方のお力添えのおかげと、深く感謝しております。...

2023/09/26
  今年に入って佐賀県内でのニセ電話詐欺被害(さぎひがい)が驚くほど増えています。去年の同じ時期と比(くら)べて3倍の被害件数(けんすう)になっているとのことで、注意が必要です。...
2023/08/22
 7月にTwitterのアプリ名が「X」に変更(へんこう)されましたが、これに先がけて追加されていた「コミュニティノート」という機能(きのう)が「やくにたつ」と評判(ひょうばん)になっています。...

2023/07/25
 フェイスブックやインスタグラムを運営(うんえい)しているメタが新しいSNS「スレッズ」のサービスを7月5日(アメリカ時間)に開始しました。スレッズは短文投稿(とうこう)型のSNSで、ツイッターによく似(に)た機能(きのう)が使えるようになっています。そして、なんとサービス開始からたったの5日間で利用者が1億人を超(こ)えました。これにはメタの最高経営(けいえい)責任者(せきにんしゃ)であるマーク・ザッカーバーグさんも「まだ5日しかたっていないなんて信じられない」とコメントしています。これまで最速だったチャットGPTでさえ1カ月以上かかった1億ユーザーを5日間で達成したのですから、その速さに驚(おどろ)くのも無理はありません。もっともスレッズは、インスタアカウントとの連携(れんけい)が必要なので、世界中で10億人と言われるインスタユーザーがお試(ため)しでインストールしたのだろうと推測(すいそく)している人もいるようです。  注目のスレッズですが、利用開始に当たって気をつけなければいけない点が一つあります。それはスレッズのアカウント削除(さくじょ)に関する問題です。少なくとも今の段階(だんかい)では、スレッズのアカウントを削除するためには、連携させたインスタのアカウントも削除しなければいけません。スレッズは使わないけどインスタのアカウントまでは削除したくないという人はスレッズの「プロフィールを利用解除(かいじょ)」機能を使ってスレッズのアカウントを一時的に閉鎖(へいさ)するぐらいしか対策(たいさく)がないようです。  新しいものに安易(あんい)に飛びつくのは控(ひか)えた方が無難(ぶなん)です。 (ITサポートさが・陣内誠)
2023/06/27
 新聞やテレビで取り上げられていたので知っている人も多いと思いますが、鹿児島県(かごしまけん)内の高校で、数十人(報道(ほうどう)によって人数に違(ちが)いがあり)の生徒が詐欺(さぎ)に関わっていたことがわかったと報道されました。詐欺に使われたのは電子決済(けっさい)アプリPayPayで、アプリを利用して被害(ひがい)者からの送金を受け取っていたとのことです。高校生が被害者になってしまうことはよくある(本当はあってはならない)ことですが、これほど多くの高校生が加害者側に回るのはとても珍(めずら)しいことで、保護(ほご)者や先生方にショックが広がっています。  インターネットはとても便利ですが、使い方を誤(あやま)るとだまされたり犯罪(はんざい)に巻(ま)き込(こ)まれたり、加害者になってしまうことがあります。インターネットでだまされないようにするために最も大切なことは、自分の欲望(よくぼう)をコントロールすることではないかと考えます。特定の願いが強いほど、それをかなえてくれる情報(じょうほう)を信じたくなりますからね。悪い人は、その願いにつけこんでくるのです。もちろん悪いことに使うのは論外(ろんがい)です。  保護者の皆(みな)さんにお願いです。お子さんのインターネットの使い方を把握(はあく)することにためらわないでください。わが国には「青少年インターネット環境(かんきょう)整備(せいび)法」という法律(ほうりつ)があり、その6条(じょう)に「保護者の責務(せきむ)」として「インターネットの利用状況(じょうきょう)を適切(てきせつ)に把握すること」と明文化されています。子どもたちの利用状況が適切に管理できていれば防(ふせ)げる犯罪も多いと思います。 (ITサポートさが・陣内誠)

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