情報モラル啓発劇 「SNSで炎上 後悔先に立たず -SNS投稿トラブル編-」

 

誰もいないブドウ畑に入り込んだカズキとタケシ。タケシは、美味しそうにブドウを食べるカズキの姿をスマホで録画した。「こんなバカなことができるのは今だけだね」と笑い合う二人‥‥。

後日、タケシはケイイチに「面白いから」と動画を見せ、ケイイチはその動画をタケシから送ってもらった。「他の友達にも見せたいから」とケイイチがSNSに投稿した動画はあっという間に炎上し、映っていたカズキの情報と一緒に拡散され続けた‥‥。

 

数年後、ネット上にまだ残っている炎上動画とカズキの情報。

採用試験を受けるたびに届く「お祈り手紙」。カズキだけ就職先が決まらない現実。

 

○ブドウ畑に忍び込んでブドウを食べたカズキ。

○一緒にブドウを食べ、カズキを動画撮影し、その動画をケイイチに渡したタケシ。

○SNSに投稿して動画を炎上させたケイイチ。

 

本当に悪いのは、いったい誰だったのだろう・・・?

 

 

 

  

【シナリオの一部より】
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カズキ「あんなことさえなければ、おれの人生もっと明るかったはずなんだ。あの時タケシの誘いに乗らなければ、タケシがケイイチに動画を渡さなければ、就職だってうまくいったはずなんだ。‥‥どうして、どうして俺だけ、こんな目に遭わなきゃいけないんだ‥‥」

 

 

カズキ「おいやめようぜ。いくら人がいないからと言ってさぁ、誰かのブドウ畑なんだから。 」

タケシ「大丈夫、大丈夫。うちの学校の奴らもけっこう入ってるって噂だし・・・」

カズキ「う~ん、やめようよ。やばいって。」

タケシ「だから大丈夫だって。ばれるわけ無いじゃん。(ブドウを採って食べながら)おおお、ウマ!ちょっと食ってみろよ。これ、うまいぜ。」

カズキ「やめようよ。やばいって!」

タケシ「ホントにうまいから。ちょっとだけだったら大丈夫だって。」

カズキ「ううん。じゃあちょっとだけな。‥‥うわっウマッ!」

タケシ「だよなあ?こんなウマイもん、ほっとく方がおかしいって。 」

カズキ「うまいなぁ。ホントにうまい。」

タケシ「だろう?来て良かったよなぁ。それにしてもホントうまそうに食うなぁお前。」

カズキ「うまいうまい。」

タケシ「そんな喜んでくれると俺もうれしいよ。(スマホでブドウを食べるカズキを撮影する)」

 

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