<ジンジン博士のケータイ新書>注目集めるプログラミング

 小学生読者の皆(みな)さんは、今年から小学校で「プログラミング教育」が始まったことを知っていますか? 中には、「授業(じゅぎょう)でやったよ」とか「塾(じゅく)で習っているよ」という人もいるかもしれませんね。小学校では、今年から教科書が新しくなって、教育の内容(ないよう)も大きく見直されています。その目玉の一つがプログラミング教育なのです。

 

 コンピューターは、私(わたし)たちの生活のさまざまな場面で活用されていて、生活を便利(べんり)で豊(ゆた)かなものにしています。これらのコンピューターを効果的(こうかてき)に活用するためには、仕組みを知ることが大切だということで、コンピューターに命令(めいれい)をあたえる「プログラミング」が注目されたというわけです。またプログラミング教育は、論理(ろんり)的思考力を身に付(つ)けるための学習活動としても期待されています。

 

 このように世間の注目を集めているプログラミングですが、佐賀県内の小学生を対象(たいしょう)としたプログラミングコンテストの作品募集(ぼしゅう)が始まっています。詳(くわ)しい内容については「さがプログラミングアワード2020」で検索(けんさく)してください。主催(しゅさい)は佐賀新聞(さがしんぶん)社で、低(てい)学年の部と高学年の部に分かれていて、それぞれに学校生活に関係(かんけい)したテーマが設定(せってい)されています。ジャンルやプログラミング言語は自由なので、学校や塾でプログラミングを体験(たいけん)した人は、参加(さんか)しやすいのではないでしょうか。応募締(おうぼし)め切(き)りは10月30日です。締め切りまで1カ月、頑張(がんば)って作品を作って応募してみませんか。

(ITサポートさが・陣内誠)