<ジンジン博士のケータイ新書>ネットの向こう、善人ばかりでない

 SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で知り合った人を連続殺傷(さっしょう)した犯人(はんにん)が逮捕(たいほ)され、人々を驚(おどろ)かせています。

 

 「ネット彼氏(かれし)、ネット彼女(かのじょ)」という言葉があるように、お兄さん・お姉さんたちの間では、SNSを通じて知り合いになり、一度も会うことなく仲良くなることが当たり前になりつつあるようです。

 

 顔を知っている人にグチをこぼしたり、なやみを相談したりすると、めんどくさいことになるけど、ネットの知り合いだと気軽なので話しやすいという人に会ったこともあります。

 

 それが悪いと言うつもりはありませんが、ただ一つ忘(わす)れてほしくないのが「ネットの向こうは善意(ぜんい)の人ばかりではない」ということです。インターネットはさまざまな人が利用していて、良(い)い人もいれば、悪い人もいる。犯罪(はんざい)に利用している人もいることを心に留(とど)めてほしいと思います。

 

 現実(げんじつ)世界(せかい)では、他人を警戒(けいかい)するのに、ネット上では無警戒な行動をする人が増(ふ)えているのではないかと心配しています。

 

 思春期は悩(なや)みも増える時期ですので、相談相手がほしい気持ちもよく分かります。もし周りに相談できる人が見つからない場合は、公的な相談機関を利用してはどうでしょう、相談相手は大事ですからね。(ITサポートさが・陣内誠)